2008年07月28日

視察はつらいよ〜大阪の乗り換え通路は暑かった〜

富山からサンダーバード3号で、一路大阪に移動した。

水連からの情報によると、尼崎ではチュニジア、ジンバブエ、スペインが、

22日から合宿に入っているという。

場所は、尼崎スポーツの森。一昨年、国体を開催したところである。

最寄り駅は、阪神尼崎センタープール。

駅名からして、水泳人をくすぐる名前である。

駅を降り、それらしき通路を通ると、

人波が見える。

さすがに五輪選手の合宿だけに、見学者が多いのかと思えば、

どう見てもそういう空気を感じない人もいる。

まぁ、とりあえず会場に入り、プールの見える観客席に移動。

広いプールだなぁ・・・と思っていると、いきなり闇をつんざくような爆音が。

 

photo.jpg(写真はイメージ図です)

どうやらプール違いであった。

 

気を取り直して、駅に戻ってタクシーに乗り、

スポーツの森へと急いだ。

1000円ちょいの距離でプールについたが、

え? まさかここ? 

プールはここか?

 

 

 

 

 

 

だってみんな浮き輪とか持ってるし、

どうみても家族連ればっかだし、

まさかここで合宿はないよなぁ・・・。

 

全体指導

 

 

 

 

 

 

その日、競技用のメインプールでは、

スペイン選手団と地元兵庫県のジュニアスイマーの交流会が行われていた。

イタリア人でありながらスペインの監督を務めるココニ氏直々に、

まず須磨学園高校の水泳部の生徒(主に、ビギナーからはじめた部員たち)が、

指導を受けた。

泳ぎの姿勢から、エルボーアップの重要性や、

スタートの構え、飛んでいるときの姿勢まで、

大人数での指導という難しい状況でありながら、

いやな顔一つせず、指導されていたし、

最後には、選手側から質問まで飛び出していた。

 

その後、インターハイで活躍が期待される選手たちが、

スペインチームと合同練習。

スペインチームは、11名の選手を大きく3グループにわけ、

それぞれ担当コーチがついて練習メニューを組み、指導しているのだが、

そこに高校生がひとコース3名ずつくらいに分かれて入り、

それぞれのコーチや選手から指導を受けた。

言葉はいまいちわからんくても、距離はわかる。

 

 

 

 

 

説明は、英語とスペイン語が混ざり、

通訳の方は水泳の専門用語を知らないので(笑)、

高校生は戸惑いながら説明を聞いていたが、

泳いでしまえばなんのことはない。

しかし、スペインチームは五輪を控えた「ガチ練」なので、

高校生が一緒だろうが関係なく、自分たちのやるべきことをやっていた。

たとえば、ウオームアップで、「軽く1500m流して」の指示を通訳が伝えると、

「え? 1500とか、流すとかいう距離じゃないし!」

みたいな声が挙がった(笑)。

でも、とりあえず選手たちはそれをこなし、

最後には1500mに出場予定のマビエラ選手に、25のダイブに挑戦して、

勝つ高校生まで現れた。

元気に質問っ!

 

 

 

 

 

 

その後、このプールに通う幼児や小学生も交えて、

選手や監督たちへの質問コーナーとなった。

「好きな色はなんですか?」とか子供らしいかわいい質問もあれば、

「五輪での目標を」などという、スポーツ紙の記者なみの質問まであったが、

選手たちはそれぞれ選手間でネタにしながらも、丁寧に答え、

和やかな雰囲気での交流となった。

「グラシアス!」

 

 

 

 

 

 

終了後の会見では、団長、監督と2名の選手が、

一般記者の「日本の印象」などという、

おおよそ水泳からはかけ離れた多くの質問に答えたが、

大変興味深い答えもいくつかあって、面白かった。

また機会があれば紹介しよう。

 

ここでは、会見の最後に「最後にひとこと言わせてくれ」で始まった、

ココニ監督の一言が、大変印象に残ったので、記しておく。

「今日最初に見た生徒たち(ビギナークラス)を見て、驚いた。

彼らは、私が指示した練習についていけなくなった者が出ると、

同じコースの選手がみな次のスタートをやめ、

ついていけていない選手を励まして、

声を掛け合ってから、次のスタートをしていた。

我々の国では、練習でそういった姿は見たことがない。

しかし、仲間が助け合うという姿は、

チームスポーツとして重要な要素であることに違いはない。

今日、その子達をみて、我々は大変勉強になったし、

日本に『チーム一体となる』というスピリッツがあることがよく理解できた。

尼崎の人たちはみんな優しく、

毎回挨拶をしてくれて、礼儀正しく、

おかげで、スペインにいるときとなんら変わりない練習ができている。

我々のスタッフに対してももちろんだが、

こちらのスタッフの皆様には、大変感謝している」(要旨)

とのことであった。

選手たちの声は、また次の機会に。

でもあんまりアウトプットすると、

本番の解説の時にネタ切れになると困るので(笑)、

まぁ気が向いたら書きます。

さて、競艇やりに行こ(←結果、3000円負け)。



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この記事へのコメント
ご無沙汰です
9年振りにインターハイ
2年振りに国体
決定
〒さん頑張ってるぞ!!
来週は羽須美で日帰り合宿5日 間往復140キロ

国体は来るの?
Posted by ハマダタカシ at 2008年07月28日 20:09