昨日は、「やっぱり世界新ってすごいなぁ・・・」と、
一ファンの目線になって見てしまうほどのレースだった。
中村礼子選手の短水路世界新は、
確かに、
「今のコベントリーが長水路で2分5秒だから、
仮に短水路で泳いだら・・・」
などということは、
平井コーチも計算済みだと思う。
それでもこの時期にあそこまで結果を出せるのは、
間違いなく中村選手に実力がついてきている証だと思う。
この間のコベントリー選手の長水路の世界新を、
「親のハネマンをツモられた状態(18000点)」だと仮定すると、
昨日の中村選手は短水路世界新で、
「子のハネマン(12000点)で返した」ようなところ。
ここから選考会を経て本番まで、
師弟はこの「6千点の差」をどう詰めるかを考えるわけだ。
それでも、北京の決勝「南4局」までの間に、
思わぬところから、
「リーチのみ」とか「タンヤオのみ」とかで、
コツコツと上がる選手も出てくるだろう。
アメリカとかから、きっと。
中西選手の世界新は、
「昨年(しかも年末に)樹立されたばかりのものを、
2度目のチャレンジで塗り替えた記録」
であることも凄い。
だって、極めて「再現性が高い」わけだから、
これが「地力」であるということに説明の余地がない。
さらに個人的には、
150の時点で世界記録ペースから「+0.20」表示だったのを、
ラスト50で盛り返しての記録更新であったことが、
(私なんぞが生意気にも)非常に高く評価できるのではなかろうか。
短水路でのこういった「最後に上げられるレース」は、
今までの私の指導経験上、
高い確率で長水路の結果につながっている。
追いかける若い選手たちにとっては、
このことはきっと大きなプレッシャーとなるのだろうけども、
だからこそ、
それを乗り越える選手の出現も期待したいと思うのは、
単なる欲張りか?
ウチの選手たちも、
月頭から3連戦だった選手もいて、
しかも練習は妥協なくやってるもんだから(笑)、
そんな中でよく頑張っていたと思う。
中身は、「チートイツ」あり、
「フリテンツモ(棄権者繰上げでのBファイナル進出)」あり(笑)だったが、
配牌が悪い中、久佳も3度も「マンガン」を上がったので、
上出来であろう。
さて、ここまでは、
どこのチームも、どんな選手でも、
みんなそれなりにできるのである。
しかし、問題はここから4月までの間。
ウチも含めてどのチームも、
絶対に順調になんか行くわけがないので、
「いつ何時、どんな状態でも仕上げる」という、
アントキのではない「正統猪木イズム」を心に置いて、
1ヵ月半過ごす覚悟を決めよう。
とはいえ、とりあえずおつかれぇしたぁ。
