2007年10月14日

空白の一日

日テレで、江川卓さんと小林繁さんの対談が始まった。

面白すぎる。

空白の一日」のときのエピソードを語っている。

濃すぎる。

28年前の話なわけだが、これは8時台の番組でも使えそうな対談だ。

ちょっとはまってしまった。

あの事件の後に、あるレストランで偶然会った二人。その際に江川さんがお詫びかたがた挨拶しようとしたときの、小林さんは「いいよいいよ」と、手で合図をしたという。

「今となっては、もう風化したことだから、別になんとも思っていない。当時は、自分が予想していた一番嫌な状況(阪神へトレード)になった。試合での直接対決もやりたくなかった」(小林さん発言要旨)

28年経って、初めて触れられることもある。スポーツの世界だけではないのかもしれないが、トップアスリートだからこそ、今(現役時代に)触れられない話なんてのは、どんな競技者にでもあるのだろう。

江川さんと小林さんの対談は、行間にそんな様々な感情が入り混じるような、非常に考える「間」があり、放送上言いたくても言えないことがいまだにあるのかもしれないというのがわかる。しかし、それは直接わからなくても、聞く立場の我々がいろいろと想像することが大事なのである。スポーツの世界だけではないのだろうけど、トップを極めんとしている人たちの世界は、答えがいつでもきちんと整数で出るものではない。割り切れなかったり、記号に変えたりしながら、出るはずのない答えを探す世界なのである。

どんな世界でも、「今伝えられる情報」もあれば、「今伝えられない情報」もある。いくらマスコミが「知る権利」を振りかざそうとも、当事者にはそれを伝える義務もあれば、「内緒にする権利」も有することを、やマスコミや情報を受ける側は忘れてはならない。特にあまりにも様々な影響を与えるような話の露出には、慎重になる必要がある。情報を出す(あるいは加工する)側は、「1+1=2」のようにそれらを分かりやすく出そうとするが、実際にはそんな生易しいものなど、少なくともスポーツの強化現場ではひとつもない。だからこそ、情報を受ける側としては、少なくとも好きなものについては「見続ける」ことが大事なのである。

「想像」は、人間が唯一この世で許された娯楽である。明日もこの放送の続きがあるようなので、楽しみにしたい。

で、もうひとつの想像は、ウオッカの単勝。連はいろいろ考えさせられるが、日大なので4枠7番「ピンク」カメオを拾おうと考えている(笑)。7月に支払った多額の授業料の回収なるか?



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