2007年08月27日

馴化

例えば。高所トレーニングで、通常の環境から酸素濃度が低い環境に移り、その状況に生理的機能も含めて徐々に慣れていくことを「馴化」という。

通常、酸素濃度が5%程度減少する環境へ馴化するには、環境の変化から10日程度かかるということが、これまでの研究から示唆されており、その期間は居住環境そのものが生理的負担となるため、激しいトレーニングは控えるようにすることが望ましい・・・と、JOCの高所トレーニング研究班の報告をまとめた「高所トレーニングガイドライン」に記されているのは、ご存知の方も多いだろう。というか、高所トレーニングを行う方々には、普通に目を通されていてしかるべき資料である。

高所環境に馴化すると、結果的に呼吸努力感が変化したり、ヘモグロビン量が増えたりするわけである。その状態に慣れることで、高所トレーニングによる生理的変化が引き起こされ、パフォーマンスが向上されるわけだ。しかしこの「馴化」。環境そのものが変化するときだけに当てはまる言葉ではないのではないか? そんなことを想起させることが起こっている。

この数日間、世界競泳の放送に馴化した結果、私の耳には世界陸上の放送がやたらと聞こえがよく、観やすく感じられる(笑)。今日は選手の練習がOffで自分の仕事もOffだったため、住んでいるマンションの管理組合理事会に出た後、午後からはずーっとテレビの前にいて世陸を観ていた。愚息の塾の迎えに行くまでの間、ノンアルコールでもずーっと観て耐えられるほど、聞き辛くない放送であった。これは、TBSの放送手法の変化なのだろうか? それとも、一種の「トレーニング効果」だったのだろうか?

ということは、私が解説に入る予定の国体は、きっと視聴者には「お通夜」のように聞こえるかもしれない(爆)。でも、普段の講義のペース(結構ハイペース)で喋ると・・・たぶん、睡眠誘導番組と化す。今年の放送は色々と頭を使わねばならなくなりそうで、難しそうだなぁ・・・。(←考えすぎ?)



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この記事へのコメント
勘違いも甚だしいというか?むしろお邪魔な感のあった世界競泳の応援は残念の一言!

確かに世陸の放送は爽やかに耳に届きますね

国体での野口様の解説楽しみにしてます
Posted by アルフの母 at 2007年08月27日 08:55
こんにちは〜!
森くんとはクラスメイトです〜!担任は山岸先生でした☆
ちなみに400mHの為末選手は、高校の陸上部の部長の従兄弟です(笑)
Posted by やすい at 2007年08月27日 14:15
世界水泳では森、柴田、佐藤の日大関係の選手の活躍がとてもうれしかったです。

でもゴールデンタイムに放送してくれたTV朝日さんには悪いけれど、何であぁなのでしょうか???
女子4個メもハケット復活の1500だってちょっとだけでも見たかった!

私が一番好きなのはNHKの日本選手権で野口さんが解説する日、一言も聞き逃さないよう正座して見てます。

インカレ、松尾コーチ最後の舞台ですね。頑張ってください!
Posted by 三女 at 2007年08月27日 19:39
「お通夜」だなんて・・・とんでもありません。いつも冷静な解説に感激しておりますよ。民放はやはり商業的な編成しかできませんから、仕方ないんでしょうね。(でも、見ながら怒ってました)
国体は今から楽しみにしております。プールサイドで青ポロシャツ着て、ウロウロする予定です。酒のおいし〜北国でお越しをお待ちしております。たーっぷり飲ませたいです。
Posted by guromit at 2007年08月27日 20:20
>アルフの母さま
私さえも、「エキストラ」を担当させられました。貴重な体験でした。

>やすいさま
あのクラス、今でも時折集合しているらしいですね(笑)。山岸先生から聞いています。

>三女さま
ま、松尾コーチ・・・???(絶句)

>guromitさま
「良い仕事=ウマい酒」を肝に銘じて、インカレが終わったらしっかり準備したいと思います。
Posted by noguchi at 2007年08月28日 10:01