俗に言う、「強いチーム」とか「仕事のできる組織」は、おしなべて雰囲気が明るいという。
この、組織やチームの雰囲気は、脳のドーパミン神経群と深い関わりがあり、暗い雰囲気や他人の足を引っ張るような雰囲気が漂うと、このドーパミン神経群はうまく働かず、「新しい発想」や「努力する姿勢」は損なわれるらしい。逆に雰囲気が明るいチームや組織では、どんどん新しいアイデアが生まれ、積極的に取り組む姿勢が一人ひとりの構成員に生まれてくるとも言われる。
思えば、アテネでのナショナルチームの最終合宿の雰囲気は明るかった。もちろん土地の気候などの影響もあるのだろうが、まさに全ての選手やコーチの脳内のドーパミンは、溢れんばかりに分泌されていたのだろうと、今振り返るとそう思い出されるのである。
私も、常に水泳部に行くときも、どんなサークルやクラスの集まりに行くときも、つとめて明るく振舞うように心掛けていたのだが、あながちハズレではなさそうだ。
今週になって、徐々に4年生の教育実習組が戻ってきた。ライフの学生達は皆かなり実習を楽しめたようであった。普段の授業で試練を乗り越えているので、どんな生徒達でもかわいく見えたとかわいが言っていた。その間に、某大手スポーツクラブの内定を勝ち取った4年生もいる。
私が担任を勤めるクラスの学生も、教育実習には随分苦労した者もいたが、戻ってきて一人ひとりの報告を聞いていると、その中でも奮闘してきた情景が伝わってくるくらい、いい経験を積んできたようだ。皆様々な場所で成功体験を得るためのヒントを勝ち取ってきたようである。来週にでも報告会が行われるらしい。というか、皆ストレスを溜めて戻ってきたようで、飲んで発散したいらしい。
昨日、夕方に水泳部の練習に行き、その後普及会の新入生歓迎会に、古橋廣之進名誉顧問と出席した。「ゼロ次会」を経てお越しくださったOB会の方々をはじめ、現役学生の参加者も多く、またついこの間卒業されたばかりの先輩方もお祝いにお越しいただき、大層明るく盛り上がった。その結果・・・
会終了で店を出る際、下級生達は極めて前向きに、参加者全員の靴を一気に並べようと努力していた。ドーパミンは、いい雰囲気の中で出しすぎると、このようなことになるらしい。そんなことも、笑って済ませる寛容さがある組織からは、きっといい人材が育つのだろう。そう信じた方が、人生楽しいってものさ。
