2006年12月25日

富士のふもとで〜その3〜

合宿も架橋に入った。

今朝は、平野ヘッドコーチ(仮名)も朝から合流。かなりにぎやかな合宿となったのだが、選手たちはそろそろ疲労もたまり気味。

練習そのものは、比較的順調である。やはり、合宿前の準備期にいい練習ができていれば、合宿も順調に行く。宿舎の食事も結構良い。我々にとっては良すぎるくらいな食事量である。そして、その疲労感と満腹感は、その後の練習メニュー打ち込み作業時に、次のような単語をも作り出す。

「Br Hard Pull w/ polphin kick」

どんなキックや?

そんな話の最中に、平野コーチにこの宿舎のご飯のおかずが豊富であることを説明しつつ、意外と鮭が多いなぁ・・・という話になった。

「昨日の朝、昨日の夜もだったし・・・」

と横綱コーチ(仮称)が説明。

けしゃしゃけだったし・・・」

頭も舌も回ってへんがな!

午後練習は相当に走った。どのグループもガンガン盛り上げ、ガツンガツン追い込んだ。選手たちにとっては、苦しいけれども自信がつく練習となっただろう。しかし、こういったときほど体重減少に気をつけなければならない。特に、合同練習で初めてウチの練習を体験している高校生は、ちゃんと食事が執れないと痩せてくるのである。

その高校生の一人が、実際に2キロ落ちたという話になったので、食事の際に我々コーチ陣にも出されたバナナを分けようとすると・・・。

「ありがとうございます。でも、僕、バナナ食べれないんです」

え? 好き嫌いにしては、バナナが嫌いなんて珍しいなぁ、と思っていると、

「この間扁桃腺が腫れて、医者に行ったときに、『しばらくはイモとかバナナ系は食べないほうがいい』って言われたんです」

イモとバナナの系って何・・・?

「イモとか、バナナとか、食物繊維がある食材は少し控えろと・・・」

あー、そういうことか・・・どーゆーことか? わかったようなわからないような・・・。

しかし、「医者にバナナを止められた」というのがヤケに不自然だが、これは使える。

「俺も主治医に禁酒を止められてるんで」

と他のコーチ陣にことわり、この日もまた飲んだのであった。



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