私が合宿所の監督室に宿泊する際、いろいろな作業をするのに使用する、部のパソコンが、監督室の所定の位置になかった。
「うわっ! やばい。修理かなぁ。仕事ができねぇ・・・」
今日は夜通し駅前のネットカフェかなにかで夜を明かさねばならないのか・・・などと思いつつ、やや疲れた足取りでプールへ向かうと。
プールサイドに机が出ていたので、「あれっ? 乳酸測定やってんのか?」と思って見ると、平野コーチが監督室にあったはずのノートPCに向かってなにやら打ち込みつつ、担当選手のメインセットのタイムを聞きながら、選手に激を飛ばしている。
さすが、できるサラリーマンは違うなぁ。パソコンで仕事しながら、練習係のタイム読みを聞きつつ、選手の練習を見ている・・・まさしく水泳界の聖徳太子やなぁ。プールサイドの一角が、一瞬にして「本部国際課」の事務机に映った。それにしても、選手の顔つきが妙にシビアで、やたら頑張っている。
よくよく見ると、平野コーチが打ち込んでいるのは仕事の関係のものではなく、練習係が読んだ選手の練習タイムであり、「すぐに平均タイムを算出させて、それによってメニューの本数が変わるようにしたんです」とのこと。そりゃ選手もシビアになるわなぁ。この間試行された、ボクシングの中間ラウンドでの採点報告みたいに、途中経過まで伝えると面白いだろうなぁ。
こうやって、次々と新たな試みが行われている碑文谷の地。果たして、10年後にはどんなトレーニングが行われているのだろう。ってより、あと4時間半後、君たちはどんな目にあっているのだろうか。
結果は、かにのみそしる。(←今週は頭回らず&噛みまくり)
