昔、よくいろんなところのスポーツ科学の講義で聞いた話の中で、「高崎の動物園のサルが芋を池で洗って食べるようになったのと同じ時期に、九州にある動物園のサルも、同じように芋を洗って食べていた。当時サルは、芋を洗わずに普通に食べていたそうだが、誰が指示したわけでもなく、全国的にそのような変化が見られた時期があったそうだ。今の世の中のように、携帯電話もなく、通信手段も発達していないし、まして通信技術を持つわけでもないサルの世界で、なぜこのようなことが同時期におこなわれるようになったのか?」というのがある。これは多分、生物の世界では「空気を通じて」「伝染する」ということから、「波動による」ものではないかという推測がなされているわけである。
さて、現在の私が疲労困憊状態にあることが波動によって伝染してかどうかは定かでないが、ライフの学生達も若干疲れ気味。木曜には授業に入る前に、伊藤俊が疲れた顔して「体操ショートカットしようかな・・・」と、冗談とも取れない言葉を口にした(笑)。その上、もう誰とは言わないが、メモに「やり方」を「やり作」と書いたヤツもいた。なぁ、高村っ! おまけに、今日はS.A.の出勤簿を何度も書き直しし、「チェックお願いします!」と堂々と出した晃子は、今月31日(あり得ない)の勤務時間の欄に、今月の勤務時間の総計を記入するなど、みな「壊れかけのラジオ」同然になっていた。皆、「思春期に、少年(少女)から大人に変わる」その瞬間なのだろうか?
そして今日。その流れに乗って・・・。
いつも授業の最初には、私から今日の授業の実技内容と、デモンストレーションを含めた注意事項についての講義を行う。それが終わったあと、実技に入るのだが、その際に、4班に分かれる学生達に対して、どの班が、プールサイドのどのエリアに集合するかを、ライフのS.A.の学生が説明する。
「1班は、「1」の数字の前、2班は、今講義を受けた場所・・・」
いつものように説明するのは、2年の鬼沢萌子。
「3班は『A』の文字の前、4班は、ぶ、ぶっ・・・」
おいっ、何だ?
「び、びっ・・・も、ももも、もえ、もえ、も・・・あっ! し、し、し、失礼しました。よ、4班は『B』の文字の前」
萌子が、まるで何かに乗り移られた様に、「崩子」になってしまった。
結構仕事きっちり派の萌子に何が・・・。今度「オーラの泉」にでも出るか?