夕方、学部の某委員会があった。
出席不充足者や泳力不足者、あるいは希望者へのプール補講を行なっている最中であったので、事故があった場合の連絡方法などを、補講で指導を担当するライフセーバー研究会の河合に告げ、会議室へ出向いた。
今日も淡々と議事が進行する。昼にフリスタで2本指導に入ったあとだけに、やはり別世界からの招き入れは半端でない。ついに隣の●●学科の先生が船漕ぎ出した。私も別世界へ連れ去られるのは時間の問題か? その瞬間、
「それでは、次の議事に入りたいと思います」
うーん、ヤバイ。いよいよ迎えが来た。来た来た来た・・・。
「次の議事・・・6まんべの議事ですが・・・」
うんっ? 6まんべ?
「それ6ばんめ(番目)ちゃうんかいっ!」
・・・と、心の中で反射的に、「ケーヒルの2点目のシュート」くらい鮮やかな突っ込みを入れたのだが、どんな状況にも耐えて勝ち抜いたヒディンク監督のような忍耐力で、議長は今日もつつがなく会議を進行していった。そして更に、どっちの世界に行くかわからない状況だった私さえも、もう一度この世に戻されたのであった。
どんなに厳しい状況でも、努力していれば必ず救いの道は開ける。ジーコ監督もこれを見て、是非励みにして欲しい・・・って、見るわけがない。