昨日、一昨日とハンドボールのアジア予選再試合に、
各放送局が沸いた。
それまで、
ほぼ「筋肉番付」のスタッフとシローくらいしか見向きもしなかった競技に、
いきなりスポットライトが当たった感は拭えなかった。
あるニュースでは、
「ハンドボールって、意外と面白いですね」
などとMCが噛むことなく話していたので、
みんな中学や高校生の頃にやったことなかったんかいな? と思った。
例えば、中学の学習指導要領の第7節「保健体育」では、
「チームの課題や自己の能力に適した課題をもって次の運動を行い,
その技能を身に付け,
作戦を生かした攻防を展開してゲームができるようにする」とされていて、
バスケ、ハンド、
サッカー、
バレー、
卓球、バドミントン、テニス、
ソフトボール
のうちの2つを必ず選択して指導するよう決められていて、
並列に示した種目は、その「うちのどちらか選択」という状況である。
ってことは、
ハンドを選択される確立は極めて少ないわけなので、
学校体育でもあまり行われなくなったことから、
恐らく次の学習指導要領の改訂では、
「ハンドが削除されるかも?」という危機に瀕しているのである。
熊本で世界選手権をやった頃もそうだったが、
ハンド界は今が競技普及のチャンスなんだろう。
しかし、これまでの強化資金の配分も低めだったこの種目が、
今頃急に注目されたからといって、
すぐに練習や選手の環境が良くなるとは思えない。
せめてもの救いは、NTC(ナショナル・トレーニング・センター)が
オープンしたことか。
「普通の体育館と違って、
他の競技の『(床の)ライン』を気にしなくていいので思い切りできる」
と宮崎選手が、NTCのオープン当時に語っていたが、
逆に言えば、
今までそんな環境でしか彼らは練習できなかったわけで、
しかもタレント発掘もままならないような歴史と普及状況の中で、
強豪韓国相手に、男女ともあれだけの接戦をやってのけたのは立派だ。
あと、これによって、
シローのハンドボール日本代表スタッフとしての北京行きも、
最終予選の行方に左右されることになったわけだ(笑)。
昨日はSSSの指導に入ったため、リアルタイムで応援できなかったが、
今後も陰ながら声援を送るので、
今度念願だった共同研究しよう(爆)。





