2007年06月30日

Tomo's boot camp!

軍隊式Swim Camp(笑)初日が、無事終了した。

いや、うん、無事です。何人脚が攣ろうが貧血気味を露呈しようが・・・いや、むしろ試合前に「自分に不足しているところを知る」ことになったわけで、これを改善できるように生かしていただければOKなわけです。

しかも、脚が攣っても何分か後には回復し、最後には板キックを頑張れたことで、「乳酸が筋痙攣や筋疲労の要因とは言い切れない」ことを体感いただけたと思います。

「乳酸が溜まって動けない」という人は、「乳酸が筋運動の限界を決める」と決め付けている脳こそがその人の限界を作っています。人間には無限の可能性もあるが、無数の限界もある。しかしながらうまくできたもので、人間の知恵や人間が作りだした科学というのは、その限界を打ち破るためにあるわけです。

「キックが苦手」な人は、「キックが苦手」と思っている脳が、その人のキックを苦手にしているのです。だから、「キックは遅いけど得意」とか「遅いけど面白い」思っていれば、練習を積むうちに自然に速くなるのであります。

ってことで、今日参加された皆様は、筋疲労はあるでしょうけど、しっかり身体に必要な成分の入ったメシ食って、風呂に入って、もう一回ストレッチして(特に尚人!)、必要な方はアイシングして、明日は、気持ちだけでも元気にプールへやって来てください。帰りはその何倍も元気になるでしょう。

以上、あちらの私からの伝言でした。そしてそれをこちらの私は、右から左へ受け流す・・・と(笑)。

  
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2007年06月29日

なんてったってアイドル

昨日、某先生の実験室にテレビの取材が入り、某女性アイドルが来校したとのこと。

私は丁度会議中だったが、少しだけその姿を見た。ただ、今もって私は名前を思い出せないくらいなので、そんなに有名ではないのかもしれないが、一部の学生達は、実験室のある総合体育館出口で「出待ち」してたので、人気がある子ではあるらしい。

今日、そのときの話を、ある先生がしようとして・・・

「昨日、誰か有名な女の子が来てたよなぁ」

「はい。アイドルですか?」

「そうそう、確か、アサ・・・・・・・・」

え? 何か違う気がするけど、

「アサ、アサ・・・あぁ〜なんだっけ・・・」

「それって、ひょっとして・・・『浅香唯』とか言いたいんじゃないでしょうね!」

「そう! それっ!」

その話を聞いた橋口は、「浅香唯って誰?顔」で私を覗き込む。私も、ない知識を振り絞って言った旧アイドルの名前が、まさかその先生のゆがんだ記憶と合致するとも思ってはいなかった。

ウチの先生方が皆「忙しすぎ」であることは、こういったエピソードでわかっていただけると思う。

さて、そんな週末(どんなんや!)。マスターズキャンプは明日から。

本能の変

 

 

 

 

 

 

 

 

これを読んで、気合入れよう!

 

  
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2007年06月27日

目指すな、ハニカミおやじ?

今日の日刊スポーツ。ハニカミ王子こと石川遼選手のドライバーのスイングを、4人のティーチングプロが解説していた。これを読めば、俺も「ハニカミおやじ」になれるのか? 永久ノーボギーに終止符を打てるのか? などと期待しつつ、眠い目をこすりながら電車の中で読んだ。4人の言い分は以下の通りであった。

・トップスイングでは、腕も腰も深く入っているが、右手の動きにゆるみがない。

・トップからの切り替えしでは、体が右サイドを向いた状態を保ったまま、左への平行移動ができている。

・ハーフウエーダウンでは、左肩が低く保たれている。

・ダウンスイングでは、インパクトに向かって腰を回していきます。腹筋、背筋が強く、身体に柔軟性があるからできるスイング。

・クラブヘッドが描く大きい円の中で、体がバランスよく動いている。

・しかも体重移動がダイナミック。

・これだけ振っても、下半身が暴れていない。

・ダウンスイング後の右足の粘りが素晴らしい。

・腕が地面と平行の位置まで下りてきても、右足のかかとが浮いていない。

・体の動きを全体的にもう少し抑えれば、再現性が出てくる。

・(スイングの)トップで、上半身がしっかりねじれているのに、余計な「ストレス」がかかっていない=筋力の強さ。

・トップからの切り替えしで、「クラブと体が引っ張り合う」形になっている。

・ダウンスイングで、左足が飛球方向へ逃げている。が、左ひざが浮いていないので、大きな欠点ではない。

・広いスタンスで、体重移動を大きく使っている。

・下半身の安定感が目に付く。

・上半身の速い回転を受け止められる、強い下半身がある。

・トップの位置で少しだけ腕が上がりすぎている。

・体の回転よりも腕のフリが大きいため、トップで「三角形」が崩れ、ダウンスイングで振り遅れる恐れがある。

・・・じ、実行するには、む、難しすぎる。

多分、水泳専門誌やいろんな水泳本で「クロールで速く泳ぐためには・・・」なんてのを読み漁ると、こんな感じで混乱するのだろうなぁ。

いろんな人の意見を聞くのは大事だ。でも、実行できるのは自分の身体一つでしかない。その中の何兆もの細胞を合目的的に動かすことに必要な情報って、いったいどれくらいあるのだろうか?

真実は、泳がなければ、わからない。

ゴルフであれば、

真実は、クラブをもたなきゃ、わからない。

私はやはり、読むだけ読んでもクラブを振らないから、生涯ノーボギーなのだろう。「ハニカミおやじ」は、不発の核弾頭で良いのである。

  
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降順のささやき?

今日は忙しかった。多分、橋口助教の29歳の誕生日だったからだろうが、ちょっとだけその一日を振り返る。

1限から3限まで水泳の授業。合間の昼休みに、自分のトレーニングを約30分ほどで、速筋線維のミトコンドリアを少し増やす。

授業終了後、臨海実習の手引きの校正。その後15時半にやっと昼飯。

16時から、外部の業者の方と打ち合わせ。次の実験と馬券購入のヒントを得る。

18時ごろ、クラスの優秀な学生であるS.A.の彩乃と、会談。この間購入した6冊の本の中の1冊を貸し出し。

その後、伊佐野のリクエストで、橋口クンの誕生日プレゼント用のテレコに、獣神ライガー風にコメント入れ。

そして桜上水駅から新宿に移動し、鎌倉で女の子相手に授業をしている元半熟隊榎本氏と、秋の学会のネタ草案打ち合わせ。

来週月曜に健康診断を控えているので、ビール飲みすぎ⇒尿酸値増加を防ぐべく、焼酎にコース変更。見慣れない銘柄が並んだメニューから、「香吟のささやき」を注文。しかし、銘柄がなかなか覚えられず・・・。

私:「スミマセン。これもう一杯」

店員:「はい。何でしたっけ・・・」

私:「えーっと・・・」

榎:「あれです。香吟ざわめき」

私:「ちゃうやん! ささやきやて!」

・・・草案づくりなので、どんどんアイデアを出す。しばらくして3杯目をお代わり。

私:「スミマセン。あれっ? なんだったっけ? またわすれちゃった」

榎:「あれですよ。香吟夢の如し!」

私:「ちゃうって!」

・・・またまたどんどんアイデアを振り絞り、お代わり。

私:「スミマセン。あ、また忘れた!」

榎:「はいはい。興銀のささやき」

私:「金融機関か!」

・・・あ〜ぁ、今日も一日よく動いた。で、香吟のなんだったっけ・・・?

明日はフリスタSSSです。来られる方、覚悟っ! 

  
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2007年06月26日

千尋の谷底より

あぁ、またやってしまった。ウオッカが馬群に沈んだ。

馬連1点買い。しかも枝は、勝ったアドマイヤムーン・・・。

昨日、マンションの理事会でレース自体は見られなかったのだが、京王線の中で新聞を読んだとたん、落胆なんてもんじゃない気分になった。急に、真面目に仕事したくなった。やっぱりお金は汗かいて稼ぐものさ・・・ポータブルサウンド関連も、自分の力で勝ち取ってやろう!・・・そんな感じで、ショックで意識は朦朧としながらも、通勤電車の中で新聞を読んでいた。

しばらくして、携帯が鳴った。

「いーっす。おやおや先生。やっぱりウオッカから買うとったんか?」

声の主は、ディープ・インパクト。

「うるさいなぁ。ほっといてくれっ!」

「ボクは、今回に限っては、ウオッカちゃんは最初から厳しいと踏んでたんだけどね」

「なんでそれを土曜に教えてくれなかったんだ」

「だってぇ、土曜の夜、種付けが終わった後に厩務員さんが持ってた東スポ横目で読んでたら、清水清駿さんがちゃんと書いてたじゃん。『今回だけは、孝行娘(ウオッカ)は△どまり』って。先生のことだからきっとそれ読んでるとおもったし。まさか、『みこすり半劇場』読んで笑ってただけと違うン?」

「うん。もちろんそれ(みこすり半・・・)も読んだ(否定せず)。もちろん清水氏のも読んださ。けど、それでもウオッカを外すまでには思いとどまれなかったさ」

「あ〜あ、間が悪いよねぇ。で、どんだけ損したん?」

「そんなもん言えるか!」

「怒らない怒らない。これだからオケラ街道驀進中の人間は困ったもんだ」

「うるさいなぁ。こっちゃ屈腱炎同然の精神的ダメージを蒙ってるのに、そこにアキレス腱固めかけるようなことばかり言うもんじゃない! それよか早くこっちが得するようないい馬生んでくれ」

「そりゃ間違いないけど、あと3年は待ってくれよ。それまで資金が尽きないようにせいぜい頑張りや! んじゃ」

「おいっ、てめぇ一言余計だって。今度はちゃんと早く電話しろっ・・・あれっ?切りやがったか?」

「下高井戸ぉ、下高井戸ぉ。世田谷線はお乗換え・・・」

う〜ん・・・えっ? あ、やばい、降りなきゃ。

今日は一日中、まぶたが重く暗い気分だった。

  
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2007年06月23日

組織の明るさ

俗に言う、「強いチーム」とか「仕事のできる組織」は、おしなべて雰囲気が明るいという。

この、組織やチームの雰囲気は、脳のドーパミン神経群と深い関わりがあり、暗い雰囲気や他人の足を引っ張るような雰囲気が漂うと、このドーパミン神経群はうまく働かず、「新しい発想」や「努力する姿勢」は損なわれるらしい。逆に雰囲気が明るいチームや組織では、どんどん新しいアイデアが生まれ、積極的に取り組む姿勢が一人ひとりの構成員に生まれてくるとも言われる。

思えば、アテネでのナショナルチームの最終合宿の雰囲気は明るかった。もちろん土地の気候などの影響もあるのだろうが、まさに全ての選手やコーチの脳内のドーパミンは、溢れんばかりに分泌されていたのだろうと、今振り返るとそう思い出されるのである。

私も、常に水泳部に行くときも、どんなサークルやクラスの集まりに行くときも、つとめて明るく振舞うように心掛けていたのだが、あながちハズレではなさそうだ。

今週になって、徐々に4年生の教育実習組が戻ってきた。ライフの学生達は皆かなり実習を楽しめたようであった。普段の授業で試練を乗り越えているので、どんな生徒達でもかわいく見えたとかわいが言っていた。その間に、某大手スポーツクラブの内定を勝ち取った4年生もいる。

私が担任を勤めるクラスの学生も、教育実習には随分苦労した者もいたが、戻ってきて一人ひとりの報告を聞いていると、その中でも奮闘してきた情景が伝わってくるくらい、いい経験を積んできたようだ。皆様々な場所で成功体験を得るためのヒントを勝ち取ってきたようである。来週にでも報告会が行われるらしい。というか、皆ストレスを溜めて戻ってきたようで、飲んで発散したいらしい。

昨日、夕方に水泳部の練習に行き、その後普及会の新入生歓迎会に、古橋廣之進名誉顧問と出席した。「ゼロ次会」を経てお越しくださったOB会の方々をはじめ、現役学生の参加者も多く、またついこの間卒業されたばかりの先輩方もお祝いにお越しいただき、大層明るく盛り上がった。その結果・・・

未来への足跡?

 

 

 

 

 

 

会終了で店を出る際、下級生達は極めて前向きに、参加者全員の靴を一気に並べようと努力していた。ドーパミンは、いい雰囲気の中で出しすぎると、このようなことになるらしい。そんなことも、笑って済ませる寛容さがある組織からは、きっといい人材が育つのだろう。そう信じた方が、人生楽しいってものさ。

  
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2007年06月21日

役職と効力

(ムーディー調で)

昨日、昨日、何かが届いてた。私はぁ、それを、全く気にしないぃ〜♪

・・・「委嘱状」ってやつで本来ありがたいものなのだろうが、なんだか「郵送」ってところが、凄くLightに感じる。さらに毎年頂いているのだけれど、大学院時代に「一貫指導関連の論文」の共同研究者としてご協力させていただいた以外は、いまだにこれで何か仕事が生まれることがあったわけでもない。特にここ6年間は何もないのである。ましてや、これでJOCから給料が支払われることなども、全くもってないし、会議か何かに呼ばれることもない。

今後、この役職の権利として、実験でJISSが無料で使えるとか、JISSのバイキングが半額になるとか、そういったことができるといいよなぁ。それにしても、委嘱されている私が、その立場の効力を全く知らない(知らされていない)のは問題がある。今度JOCに電話して聞いてみようか・・・と思うけど、この立場になっちまうと聞くに聞けないんだよなぁ。最初になったときに、もっとちゃんと聞いていればよかった。でも聞きにくいよなぁ。なんだか知らない人にお小遣いおねだりするみたいだし・・・(後悔)。

ところで、先日お邪魔したある先生の研究室には、クリスタルの置き物があった。聞くと、アメリカで教授になられたときのレプリカなんだそうな。

「日本では、(教授昇進しても)紙切れみたいなのが1枚なんだよな。『教授を命ず』って書いてあるだけだし」

JOCの仕事も教授という仕事も、なるのには凄く難しい道のりがあるのだけれど、なった形跡そのものは、ものすごく軽い。せめて、旧NWFチャンピオンベルトくらいの重みは欲しい。どんな役職であっても、なると必然的に仕事が増えるわけだから、せめて・・・。(ボヤキ)

  
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2007年06月19日

SKETCH SHOW

日曜から今日までに、表題のバンド(?)のDVDと、単行本6冊を購入。

本は既に3冊を読み終えた。

SKETCH SHOWを買うには少し勇気が要った。この道にハマると、凄いことになりそうな気がしたのだ。それでなくとも、最近はドラムを叩く夢をよく見る。コーリン、俺の音楽界復活も間近かもしれん(爆)。

DVDを観て感心したのは、高橋ユキヒロ氏と細野晴臣氏の「音」「響き」に対するこだわり。YMO時代と、その辺はあまり変わらないのかもしれないようにも思える。YMO時代、同じメロディーなのに、あるときはヨーロッパの雰囲気、あるときはアジアの雰囲気がする音を、自由自在に操っていた(といっても後日、本人達は、「当時はコンピューターのご機嫌取りが大変だった」ともらしていたが)テクニックは、いまだ健在である。

一通り観て、これにはハマリそうだ。とうとう私も、禁断の扉を開けてしまったか・・・。

次の宝塚記念で、ウオッカに「ポータブルサウンド関連のモノ」を買ってもらうことにしようと、心に誓った。(←まだ懲りない)

  
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2007年06月18日

4杯のやきそば

昨日の昼。

愚息の塾の迎えに行った後で、当地で昼飯を食った。中華バイキング「大人850円」の看板に引かれ、サザエさんのエンディングの如く、吸い込まれるように家族で店に入った。

「80種類の料理」と書かれていたのに、現場にはご飯とスープも入れて15種類程度であったことに、決してクレームを挙げたりはしなかったが、そこで出ていた五目やきそばを口に入れたとたん、一気に、19年前の学芸大駅近くの和風中華料理「一番」にタイムスリップした。

その店は、私が大学4年のシーズン終了後にアルバイトしていた店であった。私の部屋にいた1年生の柘植ちゃんが、オフにそこでバイトしたことがきっかけで私も知った。実はその当時、寺尾先生たちが行っていた海外スイムキャンプのツアーに、初めて「オーストラリア」バージョンが仲間入りしたのだ。しかも、コーチはラウリー・ローレンス氏。ソウル五輪で、あのビオンディを破ったダンカン・アームストロングをはじめ、数々の一流選手を育てたコーチである。ダンカンは、体型も日本人に近く、私としては同じクロールのスイマーとして何かを掴みたい一心で、迷わずそこへ行きたかったわけである。

行きたかったものの、資金捻出方法にはかなり悩み苦しんでいた。

それは、卒業後にセントラルへの入社を決めるよりもっと前の話。今でこそ、原や柴田、松本と社会人でも頑張るスイマーは身近にいるものの、当時は前例も少なく、大学シーズンが終わったものの、何をどう手をつけて社会人スイマーとして頑張るかは、本当に雲を掴むような話であったのだ。今でこそ笑い話だが、何度も石井先生(当時監督)とも意見が衝突したし、周りは「頑張れ、お前ならできる」と言えども、じゃあ誰かがそういった合宿の資金援助をしてくれるかといえば、決してそういうわけでもない。

かくして、「自力で稼ぐ」方法を選択せざるを得なかったので、この「一番」の字の如し、自分もいつか一番になることを念頭に置き、柘植ちゃんに店長を紹介してもらった。店長はそんな私に対して、履歴書も見ずに、簡単な勤務条件を告げて私を受け入れてくれた。時給750円。朝11時から3時半までと、午後5時半からメンテナンス終了の11時まで。食事は昼、夜の2食をつける。店の品物であれば、好きなだけ食べていい。これ以上好条件はないものと思い、即断で頭を下げた。

慣れない接客であったが、私なりに一生懸命頑張った。店長も、競馬好きのチーフも親切で、いつも笑いが絶えない店であった。五輪予選で敗退し、そのとたん、周囲で声援を上げてくれたひとが一人、また一人と周囲から姿を消していく中で、一時は人間不信にも陥った。それでもインカレではなんとか勝ったものの、卒業後の先が見えない自分に、唯一、灯りを灯してくれた人たちとの思いでは尽きない。私が「人間をもう一度信じてみよう」くらいにどん底だった人格が回復したのは、この店のおかげだと、今でも言い切れる。

結局、12月上旬までに貯めた資金は目標額に届き、めでたく合宿に参加することができた。その合宿ではまた学んだことが数知れずあるのだが、それはまた別の機会に譲るとして、そんなこんなで、私が再び浮上するきっかけを得たわけである。

その当時、店でお客さんが少ないときによく食べたのが、「辛子ごま味噌そば」か「タンメン」のどちらかと、「キムチチャーハン」を単品で、それぞれ大盛り。もしくは、「五目やきそば」と、「天津丼」であった。その五目やきそばの味を、19年ぶりに思い出したのである。

卒業後、遠征などのあとには必ず挨拶に行っていたが、もう随分前に、「和風中華一番」はなくなってしまった。しかし、当時の味を、この味覚音痴な自分がすぐに思い出したのには驚いた。

昨日入った店は、中国の方が調理されている店であるから、当然のことながら「チーフ」は厨房にいないわけであったが、思わず嬉しくなり、やきそばのみ4回もお代わりしてしまった。一口一口かみ締めながら当時を思い出すと、やきそばの味も、ややショッパくなるってものである。

  
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2007年06月17日

飲ま飲まいえいっ!

とある2つの学会の世話人会と理事会が、都内の「ハンカチ大学」の施設内で行われた。

その大学の界隈には「祝・六大学野球優勝」とポスターと並んで「祝・創立125周年」という小旗がかかっていた。まさに「はしかも吹っ飛ぶ祝賀ムード」でもあった。

さんさんと降り注ぐ太陽の光の中、ちょうど2限終了くらいの時間に差し掛かったころに、私はその通りを通ったのだが、歩道には学生で溢れかえっており、ただでさえ暑いのに、みなそれぞれ昼食の店を探し歩いてごった返しているから、余計に暑く感じた。その中を縫う様にして、その学内の施設に到着。

その会場抑えなどの面倒をみていただいた、同大学の某先生が、恐らく助手か誰かを使いながらアタフタと準備をされていたので、「手伝います」と言ってみたものの、「あぁ、大丈夫です。先に会場へ行っててください」とのこと。後ろ髪を引かれる思いだったが、とりあえず他に何かすることも探したもののなさそうだったので、会場の会議室へ行った。

到着後に事前にメールなどで配布されていた資料を探し、汗かき野郎必須アイテムのミネラルウオーター(500ml)を購入。資料に目を通しながら私は、グビグビとボトルの水を飲んだ。そのとき、その某先生が、

「あのぉ〜、先に着いた先生でこれ、どうぞ」

と、渡してくれたのは、その会議室の隠し冷蔵庫(?)に保存してあったのではないか?と思われる「お〜い、お茶」(350ml)であった。まぁ外は暑いし、飲み物はいくらあってもありがたいと思い、ありがたく受け取った。

開始時間が近づき、徐々に、本やテレビでよく見る、他競技の先生の姿などが集まり始めた。すると、会議のお手伝いで来られていた他大学の院生らしき学生が、全ての参加者に、コンビニ袋風のものに入っている何かを配り始めた。

「ど、どうぞ」

院生はやや緊張の面持ちで、何かを配っていた。私のところに来てその袋を開けて、

「ど、どうぞ、この中から選んでください」

袋の中には、烏龍茶とお茶のペットボトル。ううっ、これ以上もらっても腹に入らないだろうな・・・ま、でも拒否るわけにもいくまい・・・と、とりあえずもらったものの、会議の机上に水、お茶、お茶と3つもボトルを並べるのもしのびないので、一つをカバンに入れた。

一つ目の会議がOn Timeで終了したが、それでも2時間以上はかかった。少し疲れたが、次の会議の合間にトイレに行った。

次の会議が始まると、その会議から出席されるホストの大学の別の先生が、全ての参加者の方々に同様の袋を持って回られていた。まさか・・・と思ったが、今度は、こちらにモノを選ぶ余裕もなく「どうぞっ!」と、「時間一杯です! さぁ、朝青龍の立会いは!」くらいの勢いで、500mlボトルお茶が私の目の前に置かれた。

驚く暇もなく会議が始まりそうだったので、カバンに詰めることもできずに水と「おーい、お茶」の横にそれを置いたまま、会議に参加した。

しばらくすると、その会議に遅れてこられた先生が、私の横にどっかと座られたので、これ幸いに「お茶を譲ろう」とした、そのとき。

その先生は席に着くや否や、カバンを漁り、コンビニ袋風の何かをとり出した。彼の手に持たれたものを見て、私は息を飲んだ。

「○○の飲むヨーグルト(500ml)」

うっ、濃そう・・・と反射的に思っていると、すかさずその先生は、その500パックに予め差し込んであったと思われるストローを口にして、しかも周囲に気を使っているかのごとく机の下で、思い切り吸い込み始めたのである。

一連の流れが極めてスムーズであったため、お茶を譲ろうとして挙げられた私の左腕の、そのときに拮抗筋となっていた上腕三頭筋が一気に収縮し(あるいは萎縮し)、手先がお茶に到達できなくなった。

そうやって、都合4時間以上にも及んだハンカチ大学内での会議は、終了した。私は当然、それらを全て飲み干すことができず、荷物に詰めて持ち帰った。

会議で購入した水分・・・500ml  100円

会議でいただいた水分・・・1,350ml 心遣いと会議経費

会議で話し合われた内容・お〜い、お茶たち!・・Priceless  今後の学会へ反映

 

 

 

 

 

全て違う銘柄であったのは、さすが、各種スポーツ界の学識経験者ならでは・・・といったところか。それにしても、あの飲むヨーグルト。予めストローを入れていたのであれば、どうやってあの会場までこぼさずに運んだのだろう・・・。

  
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