2007年03月30日

韓流

世界水泳での朴泰桓選手の活躍が目覚しい。

っていうか、昨年のJAPAN OPENに出ていたときのレースを見て、ディープインパクトの2戦目を見たときの感覚が私の中でダブり、思わず「次走は単勝だ!」と強く思ったくらいである。案の定、次走のパンパシでも優勝し、アジア大会、世界水泳と立て続けにG1を勝った。さすがにアジアの100と、今回の200はそれぞれ海戦山戦の兵に敗れはしたが、400以上の距離では負ける要素が見当たらない。しかも、全て「勝つレース」しかしておらず、記録を狙いに行くレースは北京までとっておいているようにも見え、あれだけの成績を挙げながらも「底を見せていない魅力」さえある。

アジア大会からここまでの中間、いろいろと自国でエージェントがらみのトラブルがあったと聞いているが、ウチのタクマたちも参加したナショナル合宿@グアムに朴選手も来ており、フィンつきの練習パートナーとかなり練習を積んでいた模様。周囲のトラブルがあっても、現場で一生懸命やって結果を出せば払拭できるということを、いみじくも証明したような勝利でもあった。この辺も、「薬物疑惑後」の有馬で、華々しく有終の美を飾ったディープに似ている。

さて、昨日。メルボルンでそんな大騒ぎの最中、普通に淡々と大学で仕事をこなしている私のもとに、突然韓国KBSから取材依頼が舞い込んだ。朴泰桓選手のことと、日本の強さについて解説してくれというのである。しかも極めて緊急とのことで、急遽本学広報の許可を得て対応した。さすがに、あちらの国営放送とのことだったので「アジアのディープ」とは言いえず、「アジアのソープ」に留まったのが、私の中で若干の悔いが残る。あちらの「テレ朝」であれば、間違いなく「ディープ」に例えただろう。

スタッフの方々はやはり韓国の方であったが、そんなこんなで何とか取材は終えた。しかし、さすがに本学文理学部の屋内プールは暑かったらしく、皆汗をかきながらの取材となった。当然、人6倍汗かきの私も、談話の最中に眉毛からポタポタと汗が落ちた。

見かねたスタッフの方が、プール事務室に入って、なにやらタオルっぽいものを持ってきた。

「これ、使ってください」

あれっ? あんなところにタオルなんてあったっけ?・・・と思いつつものんびりしていられない状況であったため、何の疑いもなく、「気を使わせてしまってスミマセン」と言いながら、それで汗を拭いた。

放送スタッフの方々が帰途につかれたのを見送った後、よくよく事務室内を見ると・・・手渡されたのは間違いなく、比較的きれいな方の、床拭き用の雑巾であった(涙)。

  
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2007年03月28日

それぞれの学会デビュー戦

月・火は日本スポーツ方法学会という学会の大会が筑波大で行われ、私もそれに出向いた。つくばエキスプレスを使用し、日帰り×2で。長時間乗車で且つ椅子が硬いせいか、今日になっても体中が痛い。

初日には理事会が行われ、私も新理事として会議にデビューした。周りの方々から「メルボルンに行かれたかと思ってました」と言われたが、本学が、派遣されている柴田選手以外にも大事な選手たちを多く抱えているという事情は、水泳部関係者以外の方には当然わからないのだろう。

さて、ありがたくもその会議は弁当つきであったのだが、会議しながらの弁当が、私はどうも苦手である。

13時からオーガナイズドセッションが行われるため、議長の先生がテキパキと議事を進めていく。私も資料をめくりながら、から揚げを口に入れようとしたが、「おっ」とレモンが視界に入ったので、から揚げをつまむのを思い留まり、レモンを絞ろうとした。

レモンの皮の部分をつかみ、から揚げにかけようと絞った瞬間のこと。

「うわっ!」

声にならない(ていうか、できない)叫びを心の中で発し、私は一瞬にして左目を開けることができなくなってしまった。まるで、グレート・ムタの毒霧を食らって目を押さえる鈴木みのるのように、私の額には冷や汗が流れ、あわてて狭くなった視界で左のポケットを探りあて、タオルハンカチを取り出して左目を押さえた。

正面に座られていた先生とはやや距離があったものの、確実に「あれっ? どうした?」という目で見られたが、誰とも目を合わせることを拒みつつ、私はひたすら資料を漁りながら平静を装った。あーあ、やっちまった・・・という、私の理事デビューの会議であった。

その後の学会の様子は、たぶん後であちらの私がレポートしてくれると思うのだが、今回はもう一つのデビュー戦があった。

キンチョーの初質問

 

 

 

 

駒ヤンこと駒形クンのポスター発表。これが彼のデビュー戦であり、私もポスター発表のデビュー戦(共同研究者)であった。

準備の段階から過緊張の標本のような状態であったのだが、意外に様々な方から興味をもたれたようで、質問も思ったより多かった。それらの質問に、なかなか手際よく答えつつも、彼にとって参考になる指摘も多かったようである。ここれ得られた情報や指摘をもとに、指導方法を考案したり、修士論文作成に役立てるのであるが、果たして、どうなることやら。

頑張れ、駒ヤン!

  
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卒業

吉田なみに少し更新が開いたが、順を追って・・・。

25日、全学挙げて卒業式が行われ、本学科でも「学位伝達式」が行われた。

私の「初担任」となった26組の4年生49名も、無事に卒業することとなり、私が学科で一番最初に卒業者氏名の読み上げを行った。初めてであったので事前に名簿を見ながら何度も練習し、ひとつかえもなしに読み終えることができた。この辺は、いつも解説の仕事の際に、アナウンサーの方が行っている練習方法を見ていたことが大変役に立った。

その後、各サークルなどの集まりが行われたようで、学部内のいたるとことで、後輩達から労いを受けたり記念撮影したりする光景が見られた。例外なく私も、各サークルの卒業生達を送り出した。

華やか! しかし着付け所要時間は20分!

内田、ゴメンっ!

左:水泳普及研究会

右:ライフセーバー研究会

 

 

みんな、社会に出て活躍して、いつか「日中戦のプログラム広告」や学会の協賛企業として協力できるようになってください(笑)。よろしくお願いします。

夜になると、場所を新宿の某高級ホテルに移して謝恩会が開催された。いつものことながら、謝恩会の最後の卒業生代表挨拶は、涙ながらの感動のスピーチとなった。

そして、あと1週間もすると新入生を迎えることとなる、下高井戸商店街から大学へ続く道には、「ボチボチいいっしょ?」と桜が花を咲かせ始めた。

こんな笑うところがない、まじめな卒業式当日であった・・・のだが、

激写を激写

 

 

 

 

あぁ、この辺は「記憶にございません」(懐)・・・。

  
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2007年03月24日

Blood type

昔、中国のナショナルチームヘッドコーチが日本で講義されたときに聞いた話だが、当時の中国のコーチは、選手の血液型を調べて、その特性に見合ったコーチングを行っていたという。確かに的を得ている部分はある。例え話であるのだが、私の経験上、A型の選手は、トレーニング・スケジュールなどを予め示したり、1回1回の練習でもきっちり説明してあげて納得させることが必要であるとか、B型は優柔不断なので、説得力を持たせるような説明や方向付けが必要だったり、O型はあまり細かいことは言わないで、シンプルにアドバイスしたほうが効果的である・・・などは確かにないとは言えない。

そんなことから・・・というわけでもないのだが、今朝のやや複雑な練習をプールサイドで見ながら、練習係のドラと選手の血液型の話題に花が咲いた。

私:「こういう練習を、間違えないできっちりやる原さんはA型だよなぁ」

ドラ:「なるほど、やっぱそうですよね」

という、何気ない話により会話のゴングが鳴った。

ドラ:「○○はB型で、□□はOで・・・」

私:「うんうん。わかる気がする」

ドラ:「××はBで・・・」

私:「えっ? あいつが? へぇぇぇ・・・」

ドラ:「そうなんですよ。あと、△△はA型なんですよ、実は」

私:「うおーっ、それは知らなかった。俺はてっきりBかと思ってた」

ドラ:「そうですか? 結構わかりやすいんですけど、ひょっとしたらBっぽいAかも知れませんよね」

私:「ふーん・・・まぁ結構そういうやついるよな」

ここまでは、手四つからお互いの探りあい&ロープ際の張り手一発ずつ交互に見舞う・・・など、一進一退の攻防。試合が動いたのはこのあと。仕掛けたのは私。

私:「そういえば、ドラの血液が・・・」

ちょっとした隙を見てロープに振り、出会いがしらのラリアートでも見舞わんと走ったのだが・・・。ドラは私の目を見るなり、「ドラの血液型」の「型」を言う前に会話をさえぎり、カッと目を見開いてこう語った。

ドラ:「今、この会話の流れから、絶対にそれ言うと思ってました!」

走ってきた私の振り上げた腕をカチッと取り、すかさず脇固めが決まった。私はどうにも切り替えしようがなく、あえなくタップしてしまった。

合宿で力をつけている選手達の頑張りもさることながら、ドラ、お前もこの合宿で随分と腕を上げたな! さすが、ネ○型・・・。

  
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2007年03月22日

テクニカル・ターム

「ライフセーバー研究会」の追いコンも終わり、いよいよ年度末な感じが漂う昨今。

今年も4年生がちゃんと「行き先」を決めて巣立っていくのを見届ける立場に立つと、自分がどんどん年をとることも自然と自覚するってもんである。

さて、水泳部の合宿も架橋に入り、昨日は、同じ場所で合宿を行う某社コーチ陣達と、合コン(やろーばっかで)があった。来年度の指導者研修ネタの収穫などもあり、本学スタッフにとっても楽しい飲み会であった。日本尿酸党委員長が、都知事選に出馬するかぐらいの勢いで日本酒を飲んでいたのが、やけに頼もしかった。

こちらが某所での合宿中の留守を、合宿所で守っているのは、練習長のヒラミ(仮名)である。今日、合宿所の練習前に、ヒラミから連絡が入った。

ヒラミ:「あのぉ、今日のメニューで聞きたいことがあるんですけど」

私:「おう、どうした? 何?」

ヒラミ:「Lactateの、○○mのMax Speedのやつって、その後ろに『15mM over・・・』って書いてあるんですけど、それって・・・」

私:「うん」

ヒラミ:「15メートルの・・・」

私:「えっ?」

ヒラミ:「IM(個人メドレー)で、それを超えたら・・・」

・・・違うっ! 

「mM」は、そのまままとめて「ミリモル」という、分子量の単位である。従って、「15mM Over」は、「15ミリモル以上出して来い!」という、言わば指導者の「暗黙の脅し」なのだ。

以前は、乳酸量を表す単位として「g/dl」が使用されていた。昔の生理学書や論文などを見ると、その単位は「g/dl」で記されている。そのあと、「ミリモル」で表されるようになり、文献では「mmol/ℓ」と表すようになった。更にその後、乳酸測定器がどんどんと開発されていく過程で、「mM」と略す傾向が強くなり、現在では論文などでも「mM」が多く使用されている。それを、私も練習メニューにも表記しているのである。

ということだから、IMのIの字を入れ忘れたわけでもなんでもないことだったのだけれども、これらのことは、特に日常生活には役に立たない知識ではある。

そんな話で思い出されるのは、以前、本学出身の超一流の競輪選手の乳酸測定を行った際に、「10ミニモニ」と言われたときは、ひたすら笑ったことである。ってことで、現在「平塚ダービー」日本選手権で奮闘中の小嶋選手も、頑張ってくださいっ!

・・・で、そんなヒラミとの電話でのやり取りを隣で聞いていたドラが、うつむき加減で一言つぶやいた。

「それは間違えないでしょう、普通・・・」

下克上かっ!

  
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2007年03月19日

卒業生送別会とブラック・マーメイド・ジャパン(略してBMJ)

卒業生送別会に出た、在校生達

 

 

 

 

 

なんだか、写真週刊誌の激写ものみたいだが、図は、金曜日に都内某所で開催された、水泳普及研究会送別会に参加した3年生までの学生達である。真剣にそろそろ手軽な写真機買わねば・・・。

ここのサークルは無事に卒業するものが多く、行き先も一般企業だったり、大学の事務だったり、または1年勉強して公務員試験や教職などに挑むものと様々であるのだが、皆一様に目標意識を持って生きていることで、顧問としては一安心している次第である。

ある卒業生には「先生よりも多く練習に参加します」と言われたりしたが(笑)、それでも構わないので、卒業生の皆さまは卒業されても、時折後輩達を見守りつつ、自分のルーツを構成している一つの組織の存在を忘れず、またその遺伝子が受け継がれる様を遠くから、また時折接近戦に持ち込みつつ、見守っていただきたいと思う。

 

さて、そうこうしているうちにマーメイド・ジャパンがテレビに頻繁に登場している。

土曜日に学会会議の後、水泳部の練習に行く途中の電車で私は副交感神経が優位に働いてしまいウトウトとしていたのだが、隣に座っていた結構イケメン風の彼氏と、ややぽっちゃり系の彼女のこんな会話が耳に入ってきた。

彼女:「あ、水泳のなんかの大会始まるんだよね」(多分、電車の中吊広告を見て)

彼氏:「うん」

彼女:「私シンクロやってみたいんだけど。キレイだよねぇ、あれ」

彼氏:「えっ? あれ苦しいからお前には無理じゃねっ?」

彼女:「そうだよねぇ。私なんか絶対重いから泳ぐ前に絶対沈んじゃいそう」

(私:「いや、見た目のあなたは間違いなく沈まないって!(←越中調)」)

彼氏:「あれ、この間テレビで見たけど、練習すっごい大変そうだぜ。あんなの無理でしょ」

彼女:「そうだよね。ごはんだってスッゴイいっぱい食べてるんだって。でもみんなスタイルいいし、太らないのが羨ましい」

彼氏:「どのくらい食べてんの?」

彼女:「・・・うーん、なんだか、5000カロリーくらいらしいよ」

(私:「5000キロカロリーだって!(←越中調)」)

という具合に私が越中調を2連発するくらい、世間の目に触れることが多くなる世界水泳。

まずは、銀メダル発進で好調のマーメイド・ジャパン。今日は合宿もオフだし、昨年の我が「5研卒論メンバー」の一人である原田早穂選手の演技を、がんみ亭のコロッケをつまみながら、テレビ観戦しよう。

頑張れ小西真奈美・・・じゃないっ!

 

 

 

 

 

 

 

昨日のチームに続き、頑張れ! 早穂!

さて、新聞は・・・と、あっ、伊佐野! この記事の横の「みこすり半劇場」読んで笑ってばかりいねえで、もっと応援せんかっ! 

 

シンクロナショナルチームに関するまじめな話題は こちら から。

  
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2007年03月15日

日々成長

いよいよ、某所で合宿に入った本学水泳部。

宿舎からプールへの移動手段をどうするかで、なかた(仮名)ことドラ(本名?)が聞いてきた。

ドラ: 「ここからホテルまで、なにで移動するんですか?」

私: 「えっ? 『たけこぷたあ』でいいんじゃね?」

・・・と、いつものように返したのだが、最近のドラは成長していて、こっちがブレーンバスターを返して持ち上げたにもかかわらず、更に空中で反転されてバックを取られた。

ドラ: 「んじゃ、『どこでもドア』出します!」(微笑)

日々成長しているのは、選手だけではなかった・・・。

  
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2007年03月14日

種目変更?

仕事帰りに、趣味の「スーパーマーケット買い物」をした。花粉症対策食材を仕入れるためである。内容は、以前から共同研究などを通じて色々と選手達のコンディショニングのアドバイスをいただいている、管理栄養士の今井愛先生(仮名)から、飲みの席で「二日酔い防止策」とともに直々にご指導いただいたもの(笑)なので、ここでは伏せさせていただく。方法としては、前年暮れくらいからある予防食材をしっかり食べて準備するのである。結果、私個人内では確実に花粉症発症率は低下しているし、例え発症しても軽くて済むのだから、あらためてヒトの細胞ってのは、日々の食事で作られるものであることを感じる。トレーニング以外でもそんなことを感じるのは、年をとった証か?

で、一昨日とその前日の半端じゃない、まさに有楽町線の車体がまっ黄色になるくらいの量の花粉(ほんまか?)は、さすがに私のディフェンスを乗り越え、涙目、頭痛、クシャミ連打をもたらしたので、再度ここで防御を固めたいとおもったわけである。

スーパーの中を買いもの籠を持ってウロウロすると、ワクワクする。野菜、果物、生鮮食料品と眺めながら、「ここの豚高いなぁ」だの「今日はネギが安い」だの思いながらウロウロしていた先に、スーパー買い物楽しみランキング第4位の麺類コーナーに差しかかった。意外と品種は少ないなぁなどと思いつつ、「とんこつもあるし、塩系もあるし・・・」と眺めていた視線の先に、ハッと私の目を留まらせるほどのインパクトを持って、この品が陳列されていた。

蕎麦(そば)に置いてね・・・?

 

 

 

 

 

 

 

ま、ま、松江ラーメン?

聞いてないよとはまさにこのこと。我が故郷における麺類は、「出雲蕎麦」を名産として、今まで頑なに且つ保守的なまでも名産品を増やすことをしなかったのに・・・。しかも宍道湖の「しじみ」を巧に(?)使ったスープであることも、はっきりと銘記されているとは・・・。

家内の実家の地域が以前、半ば強引に「焼きソバ」を名産化した不自然さにも大概驚いたが、今回のインパクトはそんな比じゃない。例えていうなら、桑田投手がマイナーリーグで代打専門として再デビューするくらい、期待して良いものか悪いものかさえも判断がつかずリアクションできない・・・そんな気持ちである。

しかしながら、無類のラーメン好きの私が、松江ラーメンのパッケージが発するやや胡散臭い空気を感じつつも、とりあえず食わぬことには批評はできぬと買い物籠にこいつを入れてしまったくらい、私の好奇心が制御不能に陥ったことだけは事実であった。恐るべし、松江ラーメン・・・。さて、そのお味は・・・?

  
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2007年03月12日

目指せ、人生大逆転っ!

昨日でやっと、一つの節目が終わった。

というか、既に日本選手権に向けて強化している選手もいるのだが、標準タイム未突破者のラストチャレンジが終わり、栄光を手にした選手もいれば、残念ながら標準に届かず終わった選手もいた。

我がチームのチャレンジレース参加は2名だったので、都合2000億万円(?)の出費となったが(笑)、1勝1敗だった。

めでたく標準突破した選手は、勢いに乗って長水路の日本選手権でも上位に食い込んで欲しいと願う。

切れなかった選手は、これからしばらくの間は、自己の感情の起伏との戦いとなるのは明らかだ。悔しさや後悔や、苛立ちといった自らの心の変化と戦い、また更に厳しいトレーニングを乗り越える覚悟が決められるかどうか、その辺のせめぎあいとなるのである。

どの選手も、同じように一生懸命頑張っていたことは明らかであるし、そのことはスタッフは皆認めている。でも結果につながるかどうかという部分で、うまくかみ合った選手とかみ合わなかった選手がいるのも世の常だ。しかし、うまくいかなかった選手達は、実際に試合で結果を残すことしか、その辛い感情を乗り越えることはできないのだから、我々指導者は、そのことを挑戦者達が認識できるよう、方向付けしてあげる必要があると考えている。

とことんまで一緒に苦しもう。とことんまで悩もう。

悩んで、苦しんで、そして覚悟を決めて2ヶ月間徹底的に身体を痛めつけて全身の細胞を大改革させたときに、きっと君達の道は開けるのだ。

孤独に負けるな! 大逆転を目指せ!

  
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2007年03月10日

借金大王

明日は、関東学生冬季公認大会。

今からおよそ19年前の、私が大学3年のこの時期。この大会の400m自由形で短水路日本記録を樹立していたことなど、いまや誰も知らない。

そんな試合であるが、2007年日本選手権標準記録突破の最終チャレンジの試合でもある。従って、ウチのチームの、ギリギリで切れていない選手数名にとっては上半期の集大成となる試合でもあると言えるのだ。

その試合には、「チャレンジレース」なるものがある。水泳界以外の方々には聞き覚えのない言葉であろうが、これは、実際のレースで日本選手権および日本学生選手権の、それぞれの標準記録に対して、あと僅か及ばなかった選手が、その大会の全レース終了後に再度チャレンジすることができるという配慮である。

その「チャレンジレース」の参加基準は、こんな感じである。

チャレンジレース参加基準

 

標準に対して、50mが+0.2秒以内、100が+0.5秒・・・という具合に、400mまでチャレンジが認められる。

 

 

 

しかし、このレースは「有料」であり、自分のレース後30分以内に参加料を添えて、本部に申し込まなければならない。気になる参加料は・・・

自己破産への道

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・ソープしか出れねぇじゃんっ!

ってことで、「チャレンジ出場」は、額的にもその選手の家族だけでなく、大学の経営にも多大なる影響を及ぼしかねないので、本レースできっちり決めて欲しい・・・と願うのである。

  
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