研修会が無事(?)終わった。来週も東京で、同じグレードの方を相手に喋らなければならない。
何が辛いかって、現役時代にお世話になった先生方や、現在もテレビでよく見る先生方を相手に、私ごとき若造(若干中年の)が講義をしなければならないということである。逆だろ、普通!と思う心を抑えつつ、大役を果たしたのであった。
研修会が終了してから、イトマンSSの具志コーチが携帯に電話してきた。
「鶴橋に焼肉食いに行くぞ!」
大阪・鶴橋といえば、焼肉天国。そこへ具志コーチ、同い年の元背泳ぎ日本記録保持者の宅和コーチ、アテネメダリストの奥村選手がやってきた。その軒が並ぶ中にポツンと歯科医があるのが笑えたが、とりあえず皆で水泳話に花を咲かせた。
「んで、おまえ今日どこ泊まるん?」
具志コーチに聞かれた。
「いえ、特にとってないんですけど、どっかのサウナにでも入るつもりです」
「お前、そんなんお金もったいないから、ウチで泊まれ」
「えっ? ウチって・・・」
「俺、今日宿直やねん」
「宿直って?」
「クラブのプールに止まって、ボイラーとかの管理をせなあかんねん。ウチはそれを4人のコーチで持ち回りでやることになっとってな・・・」
「げっ! まじですかぁ?」
そのやり取りを聞いて、大笑いする奥村選手と宅和コーチ。しかし、具志コーチの目が座っているではないか。
「いいやないか! せっかくやから、宿直室でオレの酒に付き合え!」
・・・とのやり取りの役30分後、気がついたら、数々の伝説のスイマーを作り出したプールのコーチ室にいた。
宿直室は意外と広く、テレビやビデオなども完備。2段ベッド×2台もあり、4人が宿泊できるようになっていた。ここで奥田会長や加藤社長ら、代々の名コーチが寝泊りして、泳ぎや練習方法について議論を交わしながら、選手強化に励んだのだろう・・・そんな歴史を感じつつ、床に就いた。
翌朝、朝練習に入る選手達を尻目に、「ここはどこ? 私は誰?」状態で、上小阪駅まで歩いた。
この道も、多分多くの伝説のスイマーやコーチが歩いた道なんだろう・・・と思いながら、重たい荷物を抱えて、昨日の焼肉の分、しっかりとカロリー消費したのであった。
ということで、上小阪の皆さん、大変お世話になりました(感謝)。
さて、今日は天皇賞。8枠の奥村選手の友人(本人談)が騎乗する3歳馬には要注意だと思いますが、スローペースから上がりの勝負なら、スイープトウショウ有利でしょう。今日は久々に馬券買おうかな。宿泊代浮いたことだし(笑)・・・。



